映画日和

昨日は4本見て力尽きた。疲れた・・・。

• 旅立ちの時

リヴァー・フェニックスの演技が素晴らしかった。設定はおもしろくても脚本がいまいちなパターンだったけど、それを覆すリヴァー・フェニックスの演技力。恋人役が実生活でも恋人だったってこともあるだろうけど、キスシーンのドキドキ感は今まで見た映画の中で一番すごかった。深夜だってのに奇声発しながらベッドの上でのた打ち回ったね。恥ずかしすぎて直視できん！ラストがハッピーエンドでもバッドエンドでもない感じも好き。ハリウッド映画でありがちな「ラストはみんなに祝福されながら主人公と恋人のキスシーンでハッピーエンド」みたいなの嫌いなんだよね。根性が曲がってるせいか完全なハッピーエンドに妙にしらける。この映画は、一つの幸せを得るために一つの幸せを犠牲にしなければならない喜びと悲しみがしっかり描かれてて深く印象に残る。70点。

• 殺したいほどアイラブユー

コメディ映画風味。リヴァー・フェニックスが出てなかったら見ないタイプの映画だった。この話が実際に起きた話ってのはスゴイけど、2時間もたせるのは辛い内容。世にも奇妙な物語とかで30分くらいでやったらおもしろそうかな。リヴァー・フェニックスのヒッピー風衣装が可愛かった。30点

• マイ・ガール

小さい頃に見て以来この映画が一番好きだ。内容も演出も地味だけど、全体を通しての空気感がたまらない。決して泣かせ系の映画じゃないんだけど、半分過ぎたあたりから切なさ炸裂で終わりには大号泣。映画で泣くのもひさびさだわ。この映画は男が見ても全然おもしろくないだろうな。「思春期に入ろうとしている少女の困惑と潔癖さ、幼年期から思春期への成長」を大きな起伏もなく丁寧に描いてある作品だから、男が見てもすべてを理解するのは難しいと思う。1と2を続けて見ると1への想いがしらける危険性大。95点

• 時計仕掛けのオレンジ

ガラにもなくマイガールで号泣したから、気を取り直すため真逆のタイプの映画を見てみた。それまでに6時間くらい映画見続けた頭にオレンジは失敗だった。ひたすら疲れる。まばたき防止の器具をつけてるシーンとか自分の目が痛くなってきて、見てる間に3日分くらいの目薬を注してた。オレンジは内容はともかく、小道具とか音楽のセンスが良すぎ。現代の映画でもここまでインパクトとハイセンスの絶妙なバランスは出せない。キューブリックの映画は他のもいろいろ見てみたいな。80点
映画をちゃんと見るのは半年振りくらいだったけど、やっぱ映画はおもしろい。1度見始めると止まらない。だから普段は倦厭してるんだけど。おもしろい映画が見たいけど、周りに映画の趣味が合う人がいなくてオススメ教えてもらいようがない。そしてDVDレンタルするにしても240円のバスを使って行くしかない。大学側にTSUTAYAできてくれればなあ・・・